鴨居 まさ ね。 鴨居まさね『雲の上のキスケさん』

鴨居まさね『雲の上のキスケさん』

(『』)のラブラブぶりっていうのは、妄想のツボはついているけども、リアリはない。 初期の短編には、笑うというより、切ない、ペーソスの効いた話が多く、いまのようなラブラブ路線にもその根底にこうしたものが流れている。 この眉子とキスケの、アホでラブラブな日常をとともに、他方で、それに糧をえるかのようにして進行していく眉子の新しいテでの仕事も描いていく。 お願いだから(ヤングユーコミックス、1996年2月)• OLだった眉子が会社での人間関係につかれたころ、漫画家の「こでら きすけ」に出会う。 作品リスト [編集 ]• 緑茶子ちゃんのこと(ヤングユーコミックス、1996年8月)• たとえば、仕事にたいする厳格さ。

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鴨居まさね『雲の上のキスケさん』

ところで、鴨居まさねのマンガには、ぼくは、そういうラブラブさだけじゃなくて、ときどき息苦しいような厳しさがただよっているのを感じる。 ……ああ、もう、なんだか文字にすると、すごく恥ずかしいぞ。 ある種の独立心といえば聞こえはいいが、自分の世界を浸食されまいとする闘争心、あるいは世界に対する頑なさだともいえる。 もう一つ。 吉村はびっくりし「笑えっ 笑わんかい いっぺんでも数多く笑たほうが人生は勝ちやねん」と照れたようにうそぶくと、上野はおそらく涙を浮かべたままであろう後ろ姿で「そうね」とだけつぶやく。 ペンネームは、画家のと俳優のの名前を合わせたもの。 咲けよ クリカ(ヤングユーコミックス、1995年1月)• くり返し書いて恐縮だが、しばしば「癒し系」「脱力系」のように思われてきた鴨居の漫画は、時間がたつにつれて現実のなかにある辛辣な部分を容赦なく描くようになってきた。

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鴨居まさねのプロフィール、受賞歴、全作品リストなど

それは、鴨居が依存的であるということではなく、自己への厳しさが、そういうものの存在を欲するんじゃないかと思う。

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鴨居まさねとは

金魚のうろこ -原作シリーズ(クイーンズコミックス、2007年2月)• ぼくには、正直、そういう男性も、女性も、息苦しい。 ぼくには、正直、そういう男性も、女性も、息苦しい。 にれこスケッチ(「FEEL YOUNG」2016年 - 既刊3巻) 脚注 [編集 ] []. 気持ちのいい距離感を保てる常識人が、心のなかで誰かをあわれみ、自分はその道にハマるまいと要領よく生きていることを気取られないようにしている。 そして、それを受け入れる感性というのにも、ある種のうとましさを感じる。 そうやって、だんだん情痴にふけっていくわけだが、そのなかでも、「知ってる?」といって、タコが交尾しているとき、オスの腕がメスの体に入って、腕が白くなるっていう話を突然キスケが紹介し、「かわいいと思わない?」と聞く。

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